メルマガ321号
今回のメルマガはハタケヤマキワさんからの寄稿です。ハタケヤマさんはご自身が経営されている読谷村のお店で、パレスチナ支持のチラシやグッズを置いて、イスラエルのガザ侵攻、虐殺への抗議を続けています。お店に訪れる客の反応、やりとりは、興味深いものです。ハタケヤマさんが所属する「沖縄パレスチナの平和を求める会」が12月29日15時から県庁前県民広場で集会を開催します。本稿をお読みいただき、ぜひご参加ください。
今回のメルマガはドキュメンタリー番組「映像24 :ミサイル弾薬庫がやってくる」の紹介です。 2022年の安保三文書改訂で「敵基地攻撃能力」保有が明記され、防衛省は約10年かけて全国で130棟の弾薬庫を新たに整備する計画を策定しました。 京都府の陸上自衛隊祝園分屯地では弾薬庫8棟が建設される計画が1年前に発表され、地域で不安の声が上がり、「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク(ほうそのネット)」が結成されました。番組では増設の背景、ほうそのネットの取り組みを通じて、弾薬庫問題を考えます。ディレクターである亘佐和子さんから紹介文を寄せていただきましたので、ぜひお読みいただき、番組をご覧下さい。告知動画のリンクを貼付しますので、こちらもご覧下さい。
今回のメルマガは新垣邦雄さんからの寄稿です。さる11月25日。「南西諸島、比にミサイル網 米軍「台湾有事」で部隊展開」(琉球新報)「台湾有事でミサイル網 対中日米作戦策定へ 南西諸島と「比」戦域化」(沖縄タイムス)という見出しが一面に出ました。年間を通じて日米統合演習が行われ、いつ戦争が起きてもおかしくないといえる状況です。 住民の安全と生命を危険にさらす、この作戦計画にノーを突き付け、反対をしていくために、来る12月14日(土)記事を書かれた石井暁さんをお招き、講演会を開催します。この計画がいかなるものかを知り、考え、行動していく契機にしていきたいと考えています。 多くの方に拡散していただき、ご参加下さい。よろしくお願いします。
今回のメルマガは森根昇さんからの寄稿です。森根さんが「安保政策、軍事国防政策(国策)で残念ながら「弱肉強食の社会」の政治状況が築かれつつある」と指摘する通り、南西諸島での軍事強化によって、住民を無視した国防政策が強化され、住民の安全、生命、財産が危機に追い込まれています。来る11月30日、県内平和団体が映画監督の三上智恵さんをお招きして「沖縄を2度と戦場にしないために~南西諸島要塞化の正体を知る」と題した講演会を開催し、現在の軍事強化に対して考え、向きあう場を設けます。ぜひお読みいただき、足をお運びください。拡散お願いします。
12月14日に開催された共同通信専任編集委員の石井暁さんの講演会を公開します。約1時間半にわたる講演では、日米が台湾有事に対処する日米共同作戦を、南西諸島からフィリピンの「二正面作戦」や、現在全国ですすむ軍事強化の実態についてお話いただきました。ぜひご覧下さい。
さる11月25日、共同報道は日米が台湾有事に対処する日米共同作戦を、南西諸島からフィリピンの「二正面作戦」で進めていると暴露し、全国に大きな衝撃を広げました。この記事を配信した共同通信専任編集委員の石井暁さんの講演会を下記の日程で開催します。着々と戦争する国づくりへむけて準備をすすめようとするこの破滅的計画を知り、考える貴重な機会です。お誘いあわせの上、ぜひお越しください。
今回のメルマガは湯浅 一郎さんから寄稿いただきました。オスプレイが沖縄に配備されてから12年、事故、騒音被害は続き、日本各地で飛行訓練が常態化しています。湯浅さんは2016年12月に名護市安部でのオスプレイ墜落事故から、奄美大島にオスプレイの低空飛行訓練ルートが設定されていることを突き止めました。そして、「飛行ルートが沖縄に近い奄美大島上空に設定されることで、沖縄島の北部訓練場や中部訓練場での着陸訓練や地形追随訓練、伊江島での模擬着艦訓練、沖縄島周辺での空中給油訓練などと組み合わせた「効率的」で総合的なオスプレイの訓練ができるようになっている」と指摘します。 今後、目撃情報を集めて飛行実態をつかみ、地方自治体を動かしながら日本政府として米側にルートの撤回を求めさせるべきだと提起します。ぜひお読みください。
今回のメルマガは孫崎享さんの論考の後編です。孫崎さんは本稿で現在世界を揺るがす緊張となっているウクライナ戦争、中東での軍事行動、台湾問題での解決の道筋を歴史的に実現してきた合意や国家間の共同声明などで具体的に示します。一方で4つの阻害要因を示した上で 私たち自身が、ラベリング(先入観や思い込み、決めつけによって物事や人に対してラベルを付け、そのラベルに引きずられて行動や態度が変化する心理効果)によって、軍備拡大と交戦への支持にむかうことへの警鐘を鳴らします。ぜひお読みください。本稿は筆者の孫崎享さん、寄稿掲載した沖縄タイムス社の承諾を得てメルマガに掲載させていただきました。ぜひお読みください。
今回のメルマガは当会の新垣事務局長からの寄稿です。10月23日より、キーン・ソード25が始まりました。演習前から、日本各地で準備がすすめられ、自衛隊と米軍が住民地域、民間港湾、空港を我が物顔で闊歩しているようです。 「台湾有事」を名目に、日米がさらに緊張を高め、ミサイル戦争への道をすすめるこの演習は日本の安全を守るどころか、戦争への一里塚といえるでしょう。選挙戦の最中に行なわれ、その陰にかくれるかのように行なわれる戦争準備を一人一人が考え、声をあげ、反対の意思をしめす必要があると思います。当会でも多くの団体と共同声明を出し、県、防衛局へ反対の意思を明確に示します。ぜひお読みください。
今回のメルマガは、10月16日に行った、キーン・ソード25反対共同声明についての報告です。10月23日からはじまる日米統合軍事演習キーンソードは沖縄のみならず、日本各地で展開される演習で、「台湾有事」を想定し、軍事緊張をさらに高めるものです。特定利用空港・港湾に指定された全国の施設に日米の艦船、軍用機が跋扈し、戦争前夜ともいえる様相を呈しています。このような演習を許さないとして、当会が各団体に発信し、賛同を得て、共同記者会見で発表することになりました。とりまとめた当会の新垣事務局長に今回の声明について報告いただきました。ぜひお読みください。
今回のメルマガは、10月16日に行った、キーン・ソード25反対共同声明についての報告です。10月23日からはじまる日米統合軍事演習キーンソードは沖縄のみならず、日本各地で展開される演習で、「台湾有事」を想定し、軍事緊張をさらに高めるものです。特定利用空港・港湾に指定された全国の施設に日米の艦船、軍用機が跋扈し、戦争前夜ともいえる様相を呈しています。このような演習を許さないとして、当会が各団体に発信し、賛同を得て、共同記者会見で発表することになりました。とりまとめた当会の新垣事務局長に今回の声明について報告いただきました。ぜひお読みください。
10月23日から始まる日米合同演習キーン・ソード25に対して、「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」(市民連絡会)は演習の中止をもとめる声明を出しました。石垣島には昨年3月ミサイル部隊を置く陸上自衛隊の駐屯地ができました。駐屯地には来年にも「12式地対艦誘導弾」の射程を現行の200キロから1000キロに伸ばし、敵基地攻撃能力をもつミサイルが配備されようとしています。 また昨年9月には米掃海艦、今年3月には米ミサイル駆逐艦が寄港しました。現在政府は住民の反対をよそに八重山農林高校の演習林の一部に隣接する用地を訓練場に拡大し、射撃場や隊舎などを整備をすすめようとしています。有事の際には真っ先に軍事目標として標的となってしまう、特定利用空港・港湾として石垣港が指定されました。 市民連絡会が声明で、この演習が島を守るためではなく、「台湾有事」を想定し、「島を戦場にして戦うため」の訓練であるという重大な指摘は、沖縄戦で「軍隊は住民を守らない」という教訓と同じです。私たちはこのことに決して目を背けることなく、着々とすすめられる戦争準備に精一杯の反対の意思を自分たちの地域、生活の現場で示し、行動していくべきだと思います。ぜひお読みください。
10月23日(水)~11月1日(金)予定の日米共同統合実働演習「キーン・ソード25」は、自衛隊は約3万3000人、艦艇約30隻、航空機約250機、米軍は約1万2000人、在日米軍のみならずインド太平洋全域の米軍も参加し、艦艇約10隻、航空機約120機が散開するという過去最大規模で実施されます。しかも、かつてない32カ所もの民間空港・港湾が使われます。これらの訓練は明らかに「日米共同作戦計画」の実戦訓練でありにほかなりません。日米両政府は、台湾有事の初動段階で南西諸島の約40の有人島に臨時の攻撃拠点を置き、地対艦・地対空ミサイルなどで中国を攻撃する計画を押し進めています。このような南西諸島を戦場にする作戦計画及びその準備のための軍事演習を絶対に許してはなりません。再び沖縄を戦場にしないために、キーン・ソード25への抗議の意思をしめしていきましょう。
今回のメルマガは石破新政権に対しての会からの声明です。 自民党の総裁に選出された石破茂氏は、首相就任前に10月中の衆院解散を表明しました。説明責任を回避する国民への背信行為にほかなりません。ノーモア沖縄戦の会は9月28日に声明を発表、同30日に沖縄県庁で記者会見を行い、「日本を守る」と軍拡路線、戦争準備をさらに加速する構えの石破茂首相に対し、「長射程ミサイルの沖縄配備に反対」など軍備強化をただちに中止するよう訴えました。今後も現政権の軍備拡大、戦争政策にノーの声を上げ続けていきます。ぜひお読みください。
今回のメルマガは広島県呉市で9月21日、22日に開催された「沖縄―西日本連帯交流会」のリポートです。前回は沖縄での交流集会に県内外から100人が集まり、各地での取り組みを知り、つながり、どんな軍事強化も許さない、戦争準備の根を断ち、芽を摘んでいくことを目指し、全国に広げていくことを確認しました。今回は呉で開催し、さらなる軍事強化の動きを共有し、当該地域の問題ではなく、西日本、ひいては全国の問題として拡散していくことが確認されました。現在、これまでにない戦争をなんとしても止めるという動きが広がり始めています。ぜひ読者のみなさんも、各地ですすむ軍事強化に、声をあげてほしいと思います。リポートをぜひお読みください。
今回は講演会のご案内です。「沖縄非武装化のリアリティ」と題した緒方修さんと伊勢崎賢治さんの講演会が今週の9月14日(土曜日)に開催されます。副題の「緩衝地帯として、南西諸島の非武装中立化は、お花畑な発想なのだろうか」という問いは今私たちが向き合う大きなテーマです。武器でしか守れない、軍事力を強めなければな安心できない、防衛費を上げなければ攻められるという幻想をどう打ち破るか、そのヒントが今回の講演会、トークショーで示されると思います。会場参加の方は写真展も開催されますので、ぜひご覧ください。講演会にはオンライン参加も可能ですので、ぜひご参加ください。
今回のメルマガは小西誠さんから寄稿です。先日開催された京都・祝園、ネット大学習集会で発表されたパワーポイントをyoutubeで公開したものです。小西さんから「何としても、この祝園をはじめ、全国のミサイル弾薬庫建設、そして対中国戦争態勢を食い止めるために、この始まっている恐るべき事態を全国に広めましょう! 拡散歓迎!」とのコメントをいただいています。貴重な資料です。学習資料としてぜひご活用いただき、拡げてください。 こちらをクリック ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=oIfRFgxgBzY
今回のメルマガは8月11日に開催された「沖縄・九州・西日本から全国に広がる戦争準備」報告意見交換会で発した共同声明です。当日は各地から具体的な軍事強化の状況について報告があり、その深刻さは予想をはるかに上回りました。「戦争出来る国」から「戦争する国」へ急速に変貌を遂げている現状を食い止めるには、各地での情報交換、連帯をすすめなければ歯止めかけられないということも共通認識として持つことができました。共同声明では戦争準備のための軍事強化を阻止するために私たちがなし得ることは何かを明確にし、政府への要求を突きつけました。公開されている当日の映像とあわせ、ぜひお読みいただき、拡散してください。
今回のメルマガは坪井久行さんからの寄稿です。坪井さんには当会主催8月11日の戦争準備報告意見交換会で京都祝園弾薬庫について報告いただきました。戦前造られたこの「東洋一の弾薬庫」が現在進められる戦争準備の中でどう位置づけられるのか、歴史的経緯をふまえた内容に戦慄を覚えます。こうした弾薬庫が130ヶ所にわたり、その危険性が全国に関わるということをもっと理解し、発信していくことの重要性を感じました。ぜひお読みいただき、発信してください。よろしくお願いいたします。本稿は当日の模様を映像公開していますので、そちらをご参照の上お読みください。(坪井さんの報告は映像時間の1:12:17~1:22:16頃になります)
8月11日に開催された報告集会の模様を公開します。当日ZOOM配信いたしましたが、一部で鮮明な映像と音声を共有することができず、申し訳ありませんでした。途中で退室された方もいらっしゃり、参加のために貴重な時間を割かれた方々にご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。 石垣、うるま、大分、広島、京都、愛媛から報告があり、現在急速にすすむ戦争準備の軍事強化を食い止めるために連携をすすめることが確認される画期的な機会となりました。今後ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会では、全国との連携をすすめていきます。
今回のメルマガは8月11日(日)に開催する当会主催企画についてのお知らせです。現在急速にすすむ軍事強化は沖縄のみならず、全国の問題となっています。一方で平和に逆行し、戦争する国へ大きく舵を切る軍事強化の国策に対してはっきりとノーと突き付ける運動が各地で起きています。今後はそれぞれの運動団体同士が情報を共有し、手をつなぎ、戦争準備に待ったをかけていくことがこれから大きなポイントになります。今回は全国で運動を展開している各団体が沖縄に会し、現在起きていること、課題、これからの展望について話し合う場になります。ぜひお読みいただき、当日ご参加ください。
土地規制法、安保3文書、自治法改悪、憲法改悪案など2003年有事法制から現在に至る法制定・改定案にはあるひとつの目的が?国民保護法や民間防衛組織も含め憲法、国際法との関連から法的体制における「戦争する国」づくりを憲法のスペシャリスト加藤裕弁護士が暴きます。ぜひご参加ください。
今回のメルマガは当会発起人三上智恵さんからの寄稿です。当会の共同代表である具志堅隆松さんは現在県民広場でハンガーストライキを実行し、戦没者の遺骨を守る活動を続けています。今日6月23日の慰霊の日には糸満市摩文仁の平和の礎で、南部の土砂を埋め立てに使わないことを訴えようと、準備をすすめていましたが、それを許さない県の恐ろしい対応が明らかになりました。保護・援護課の通達には、戦没者遺族へのDNA鑑定の呼びかけ以外は他の一切の取り組みを許さない、配布するチラシには、「埋め立て」という文言は一切ダメ、ということが明示されていたのです。三上さんは、県の対応に対する具志堅さんの思いをはじめ、平和式典の主人公はだれなのか、「沖縄の慰霊の日の行動を、沖縄県庁が規制するようになった」という県の対応の重大性について指摘します。死者に対する哀悼を示す大事な日である慰霊の日ですが、現在の日本政府が企てる南西諸島軍事強化に対して声を上げ、二度と沖縄を戦場にしないということを誓い、明日から何らかの行動していくことこそが、語ることができない死者に対する慰霊ともいえるのではないでしょうか。 2024年の慰霊の日、ぜひ本稿をお読みください。また三上さんには本稿の内容をより理解するための映像も提供いただきました。あわせてご覧ください。ぜひ多くの方々に拡げてほしいと思います。
今回のメルマガは仲松典子さんからの寄稿です。戦後、戦力不保持を決めた憲法制定から70年余り、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、戦力を持たない」ことは今や忘却の彼方に追いやったような、反憲法的政策が次々と進められています。対話も外交もかなぐり捨て、中国脅威論を喧伝し、ミサイル要塞化に邁進する現政権の政策が国民生活を本当に守るものなのか、私たちは真剣に問わなければならないと思います。軍事力は上位、貧困率は先進国でトップという、戦前の軍事優先と全く変わらない状況に対して私たちがどう向き合うべきか、仲松さんはまず「憲法を知ろう」と訴えます。憲法によって権力を縛り、その暴走を止めることができるのは主権者である私たち国民一人ひとりであること、そのことをあらためて考えさせる本稿をぜひお読みください。
今回のメルマガは当会発起人の三上智恵さんからの寄稿です。ミサイル配備による戦場化に対する市民の反対を押し切り、3月10日にミサイル部隊関連車両が搬入され、3月21日に第7地対艦ミサイル連隊が発足されました。配備について、全く説明会もなく、議論もされず、不安も払拭されない中、どんどん進めていくというやり方が今回もまかり通ってしまいました。こんな反民主主義的なやり方が許されるわけがありません。三上さんの「アメリカの利益が最優先される軍事戦略の中で、国土と自衛隊員の命を捧げてまで共に戦うことが本当に国益になるのか、充分に議論されたこともないのに、そんな合意を飲み込んでよいのか、不安になるのではないだろうか?」というミサイル要塞化に対する警鐘は、沖縄県民のみならず、日本国民一人ひとりが向き合い、考えないといけないものです。これまで2回にわたる勝連分屯地へのミサイル配備に関するメルマガを再掲します。あわせてぜひお読みください。 映像はこちら ⇒ https://youtu.be/yIomIUz0yJA
4月14日の講演会で「日米が台湾に軍事介入すれば侵略行為に」というテーマでお話しいただく田岡さんに今回寄稿していただきました。政府は戦争を前提にしたシェルター建設計画、避難計画を打ち出していますが、その内容はあまりにもずさんで現実味を全くもたないものです。外交による戦争回避の努力をすることなく、攻められる前に攻める(敵基地攻撃)、飛んでくるミサイルを撃ち落とすためのミサイル要塞化しか日本の安全を守る道がないということを政府は喧伝し続けています。これは、日米同盟一辺倒、辺野古が唯一という思考停止の政治と同じで、何の解決にもならない愚策の極みといえます。田岡さんは本稿で、反撃は不可能であること、シェルターに避難することの非現実さを指摘し、どのような道をすすむべきかを具体的に提起していただきました。ぜひお読みいただき、4月14日(日曜日)に会場にお越しください。 チラシはこちらをクリックしてください ⇒https://nomore-okinawasen.org/21056/
自衛隊制服組のトップである統幕長は、国民保護が自衛隊にとって優先度が高い任務である、と先月の記者会見で述べました。この発言や。災害時での自衛隊の救助活動など、多くの国民は自分たちの生命を自衛隊が守ってくれるというようなイメージを持っていますが、果たして、有事の際にも国民保護が優先されるのでしょうか。この問題について、4月14日の講演会の講演者である小西誠さんは、情報公開を求め、防衛省に問い合わせました。ここでわかったこと、私たちがどのようにこの問題に向き合い、運動をひろげていくべきなのかについて具体的にお書きいただきました。ぜひお読みください。 4月14日の講演会、ならびにミサイル写真展の詳細は以下の通りです。チラシはこちらからご覧いただけます。こちらをクリックしてください ⇒ https://nomore-okinawasen.org/21056/
来る4月14日、当会では田岡俊次さん、小西誠さんのお二人の論客を招き、講演会「ノーモア日中戦争、台湾有事=日本有事のウソ」を開催します。当会の新垣邦雄事務局長は、沖縄、南西諸島のミサイル要塞化は、決して日本を守るのではなく、「台湾を守る」ために中国と戦うということであり、それはまさしく侵略戦争である、その愚かしさに県民、国民は気付くべきと指摘し、多くの参加を呼び掛けています。政府が次々と軍事要塞化を既成事実化させ、避難計画、シェルター整備など、戦争回避どころか、戦争ありきの方向へ突き進んでいます。この戦争一直線の事態をどう考え、向きあうべきかの処方箋が今回の講演会に提示されると思います。ぜひお読みいただき、お誘いあわせの上、ご参加ください。あわせて「ミサイル要塞化写真展」への足をお運びください。
昨年末に地元に全く何の説明もなく、浮上したうるま市石川への陸自演習場建設計画は地元石川からうるま市全体へ反対の声が広がり、3月20日には総決起大会が開かれ、1200人もの参加者が集まり、抗議の声を上げました。こうした強い抗議の動きに対して、いまだ計画の白紙撤回、断念には至らず、政府は計画を維持しています。そしてこの演習場建設と一体である勝連分屯地へのミサイル配備、連隊発足も強行されました。今回は当会発起人の三上智恵さんにこの一連の動きについてお寄せいただきました。映像と合わせて、ぜひお読みください。 映像はこちら ⇒https://www.youtube.com/watch?v=bJKYA9WY4Y4
3月10日、陸自勝連分屯地へのミサイル関連車両19台が沖縄県警機動隊による住民座り込み排除の中、強行搬入されました。14日未明、住民の反対を避けるように発射台も搬入され、20日には南西諸島ミサイル基地の連隊本部が発足されます。結果的に自衛隊車両は搬入されましたが、今回寄稿いただいた三上さんは、抵抗すること、自分達の地域、住んで居る場所が戦場になることに対して、危機感を持ち、声を上げることができた、その意味で今回の阻止の座り込みを「勝利」だったと表現します。声を上げること、戦場になることをいやだ!とシンプルに訴えること、どんなにつぶされても、倒されても、バネのようにもう一度立ち上がること、このことを子どもたちに見せることが大切なのだと訴えます。それぞれの場で、いろんなやり方、工夫を凝らし、声を上げ、行動することの大切さを深く考えさせられる本稿を映像と合わせて、ぜひお読みください。
防衛省は「防衛力抜本的強化の進捗と予算」(2024年度予算案)の中で、沖縄をはじめとする九州や北海道、京都など全国14カ所の弾薬庫を新設する建設費222億円を計上しています。政府は2022年に改定された安保3文書に基づき、敵基地攻撃能力の保有や「継戦能力」強化のために弾薬庫を増設していく方針です。弾薬庫は攻撃対象となるため、日本全体が戦場化する恐れがさらに高まります。 今年度方針の特徴として 特に沖縄・九州と北海道に集中していることが挙げられます。陸上自衛隊沖縄訓練場(沖縄市)に5棟、奄美大島の瀬戸内分屯地(鹿児島県瀬戸内町)に3棟、大分分屯地(大分市)に3棟、えびの駐屯地(宮崎県えびの市)に2棟を新設。鹿児島県さつま町にも新設(棟数未定)していきます。 北海道では、陸自多田分屯地(上富良野町)、白老(しらおい)駐屯地(白老町)、近文台(ちかぶみだい)分屯地(旭川市)、足寄(あしょろ)分屯地(足寄町)、沼田分屯地(沼田町)、日高分屯地(日高町)に新設。棟数はいずれも未定としています。 海自大湊地方総監部(青森県むつ市)に4棟、陸自祝園(ほうぞの)分屯地(京都府精華町)に8棟、舞鶴地区(同舞鶴市)に3棟を新設します。現在防衛省は2032年度までに大型弾薬庫130棟を建設する方針を示しています。 今回のメルマガでは西岡信之さんに過去の弾薬庫爆発事故、2024年度方針での新設が計画されている祝園ミサイル弾薬庫問題について詳しく書いていただきました。ぜひお読みください。
うるま市石川での陸自演習場計画の白紙を求める動きが市議会与野党を超えて起きる中、3月上旬には中城湾港にミサイルが陸揚げされ、陸自勝連分屯地への市民の反対を無視して強行されようとしています。現在「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」が、「住民説明会」と「ミサイル配備断念」を求め精力的に市民への署名活動をすすめています。未来への残すものはミサイルではなく、平和であり、戦争のないうるま、沖縄という思いがこめられた署名の受け取りに市長が応じないという事態が起きています。会の中心的メンバーで取り組まれて来た月野桃子さんにうるまでの軍事強化の実態と、軍事による「抑止力」ではなく、平和をつくる「外交と対話」への強い思いを寄せていただきました。ぜひお読みください。
沖縄の島々を「戦雲」が覆い、日本全国に広がりつつあります。 安倍晋三政権以降、急激に進む沖縄諸島の戦場化、抗う人々の姿を追った、三上智恵さんの監督最新作『戦雲(いくさふむ)』が3月16日・東京「ポレポレ東中野」、3月23日・那覇「桜坂劇場」を皮切りに全国上映されます。日本は再び戦争をし、沖縄を犠牲に、国民を戦禍にさらそうというのか。沖縄の声を伝え、日本を戦場にしない国民の覚醒を促す三上監督の渾身作です。先日開催された桜坂劇場での試写会の感想と全国への訴えを、ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会運営委員の瀬戸隆博さんがメルマガにしたためました。お読みいただき、各地で上映される『戦雲(いくさふむ)』をぜひ、ご覧ください。
今回のメルマガは沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表で当会共同代表の具志堅隆松さんからの寄稿です。 具志堅さんは明言します。米国の勢力維持のために犠牲になる必要はない。自衛隊基地が沖縄に存在し、ミサイルを配備し、中国との戦争に備えることは真っ先に、日本の自衛隊員、その家族、そして沖縄県民が犠牲になることを意味する。 そして地域の首長の責任は住民の生活と生命を守ることであり、政府のいいなりになって住民を破滅に導くことではない。 このことは、私たちが自らの命と生活をまもるための指針を明快に示しています。ミサイル配備、演習場計画の強行姿勢、際限のない日米合同訓練、空港・港湾の軍事優先化など、中国脅威を口実に、日本政府が戦争をおびき寄せようとしていることをあらためて理解するためにもぜひお読みください。
沖縄ではうるま市の勝連陸自分屯地への地対艦ミサイル部隊配備が目前に迫っています。その中で新たにうるま市石川地区に陸自訓練場建設計画が浮上し、地元住民をはじめ市民が猛反発しています。ノーモア沖縄戦の会は2月9日、県庁記者クラブで「うるま市へのミサイル部隊配備と訓練場計画に反対」し、玉城デニー知事、うるま市長に「反対表明を求める」声明、また防衛省が進める沖縄・全国の「特定重要拠点指定による空港・港湾の軍備強化に反対」し、玉城知事、関係自治体首長にも「反対表明を求める」声明を発表しました。同席した「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」の宮城和之事務局次長は、「勝連分屯地に南西諸島の地対艦ミサイル部隊の連隊本部が置かれ、米海兵隊コートニー基地は、海兵沿岸連隊の司令部になる。嘉手納弾薬庫を含めうるま市が軍事要塞化する」と強い危機感を訴えました。ノーモア沖縄戦の会の「声明」をお示しし、反対行動への全国の連帯を呼びかけます。
今回のメルマガは具志堅農園顧問の具志堅正己さんからの投稿です。昨年末、耳を疑うような陸上自衛隊演習場新設の計画が報道されたから1か月あまり、国は地元の意向に向き合うことなく、事前説明会を今週11日に予定しています。地元区民は全会一致で反対決議をあげ、さらにうるま市石川地区にある15の自治会でつくる会長会が2月1日に開いた会合のなかで予定地が民家などに近接する訓練場の整備計画に反対することで一致しました。容赦ない軍事強化に地元住民だけでなく、市民が声をあげはじめています。具志堅さんは、ご自身が生れ育った石川で起きた米軍ジェット機墜落事故にふれ、これ以上の軍事強化に対して異議を唱えます。そして、現在の中村市長に対して、「国防は国の事項」だと逃げずに、まっ先に「計画の詳細」を国に問いただし、住民の命と生活を守るために、ありとあらゆる手を打つべきだと、鋭くその姿勢を追及します。ぜひ本稿をお読みください。
「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」の新しいチラシ「また沖縄が戦場になるってホント??~だまされないで‼4つのウソ」が出来上がりました!
「南西諸島に攻撃拠点」「住民巻き添えの可能性」目を疑うような衝撃的な見出しが昨年12月24日の沖縄二紙の一面に踊りました。対中国戦略のための「日米共同作戦」をスクープした、共同通信の石井暁さんが沖縄県民の前で、二度と沖縄を戦場にしないという強い使命感と記者生命をかけて明快に語った講演を完全再現収録しました。
「沖縄タイムス」2022年2月8日 https:/…
もっと読む 沖縄タイムス社説に掲載されました「沖縄タイムス」2022年2月1日 https:/…
もっと読む 「ノーモア沖縄戦」会発足 自衛隊施設 日米共同使用に反対 山城さんら県民運動へ賛同募る沖縄の軍事拠点化に反対 識者ら「ノーモア沖縄戦 命…
もっと読む 沖縄の軍事拠点化に反対 識者ら「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」発足 「再び戦場にせず」これまで準備会等を通じて、当会の名称を「命どぅ宝 …
もっと読む 会の名称につきまして「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」では、賛同者および…
もっと読む 賛同者・呼びかけ人を募集しています。「沖縄タイムス」 2022年1月12日 県内の有…
もっと読む 日米合意の破棄求める 命どぅ宝県民の会 月内発足へ準備日米共同作戦「沖縄を戦場にする暴挙」 県民の会が中…
もっと読む 日米共同作戦「沖縄を戦場にする暴挙」 県民の会が中止要請文2022年1月11日 県民の皆さま。私たちは「命ど…
もっと読む 参考:設立趣意書・賛同呼びかけ文「琉球新報」2021年12月25日 <社説>台湾有…
もっと読む <社説>台湾有事日米共同作戦 「軍の暴走」は認められない日米作戦・台湾有事「沖縄を戦場にさせない」超党派組…
もっと読む 日米作戦・台湾有事「沖縄を戦場にさせない」超党派組織を結成へ 学者ら、保守系にも賛同募る