メルマガ88号

「復帰50年」は南西諸島軍事強化が急速に進み、「第二沖縄戦」を危惧する声が高まり、体験者からも戦争への不安の声をこれまでになく多く聞かれる年になってしまいました。「軍隊は住民を守らない」「軍隊は住民を利用する」、この沖縄戦からの大きな教訓をあらためて肝に銘じ、戦争への警鐘をならし「島々を戦場にしない」ために声を上げ、動いていきましょう。2023年も引き続きご支援のほどお願いいたします。 

 今回は「南西諸島軍事強化トピック」です。毎日更新している沖縄「戦前新聞」の情報を当会発起人の新垣邦雄さんに解説していただいています。年初から「中国と長期戦想定」、「軍拡、県民しわ寄せ」「進む南西防衛強化 「台湾有事」 沖縄も巻き込まれる恐れ」「部隊配備も続々 安保政策の大転換」と軍事強化記事が並び、さらに戦争へ突き進む状況を感じさせます。政府のフェイクに惑わされず、あらためて今何が起きているのかをつかんでいくために、ぜひ解説と、記事をお読みください。

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メルマガ87号

今回は「南西諸島軍事強化トピック」です。毎日更新している沖縄「戦前新聞」の情報を当会発起人の新垣邦雄さんに解説していただいています。安保関連3文書改定後、台湾有事「日米一体の戦争態勢」がはっきりと具体化されてきました。この状況に対する当会から公開質問状を県に提出したあとの知事・県政の反応など、年末ギリギリまで、動きがありました。今何が起きているのかを知り、考える上でリンクの記事とあわせ、ぜひお読みください。

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メルマガ86号

今回は当会オブザーバーの小西誠さんの12回目の寄稿です。今回は、アメリカが最新の戦略として実施しようとする「海洋プレッシャー戦略」、その戦略下で展開しようする「遠征前方基地作戦」(EABO)について解説いただきました。EABOとはミサイル、センサーを装備した海兵隊の小規模部隊が島々を分散して移動し、対艦ミサイルで洋上の中国艦隊に攻撃を加えた後、すぐに撤収する奇襲攻撃です。この攻撃拠点は普通に住民が生活している南西諸島の有人島に配備され、どこの島から攻撃されるかわからない状態をつくって中国艦船を撃沈させるというシナリオです。このシナリオが実行された場合、住民の生命、財産は重大な危機にさらされ、甚大な被害が発生します。こうした住民の安全を全く省りみない戦略とはいかなるものかを考える上で、ぜひお読みください。

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メルマガ85号

今回は当会オブザーバーの小西誠さんの11回目の寄稿です。今回は現在の自衛隊の戦略に至るまでの米軍の2010年エアーシー・バトル構想、2012年のオフショア・コントロール戦略について詳しく解説いただきました。小西さんはこの戦略の初期段階では「自衛隊だけが、単独で戦争の全面に立たされ、琉球列島――第1列島線上での孤立した戦いを強いられるという戦闘様相を呈する」と指摘します。今起きている軍事強化にどのような背景があるのか理解するために必読の内容です。これまでのメルマガのアーカイブと合わせご覧ください。(アーカイブはホームページで公開しています)

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県民と県土が戦争に巻き込まれないために知事の真意を確認する公開質問状を渡しました(2022年12月15日)

「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」では12月15日午後2時から沖縄県庁で記者会見を行いました。内容は,当会の質問に対する回答として沖縄県知事から寄せられた文書の中に,重大な懸念を持たざるを得ない内容がいくつか含まれていたため,再度質問状を,今回は公開で知事宛に提出することになりましたのでその経緯についてメディア・県民に対して説明が必要と判断したからです。
 私たちの会では沖縄の港も空港も公道も戦争準備に使われていく事に差し迫る恐怖を感じ、県土と県民を戦争に巻き込まないために沖縄県知事に何度か要請をしてきたわけですが、今回の知事回答は山城共同代表の言葉では「予想に反する衝撃的なものであった」ため、これを公開して県民と共有しながら再度、真意を確認する公開質問状を15日に秘書課に手渡しました。

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メルマガ83号

今回は当会オブザーバーの小西誠さんの10回目の寄稿です。77号に引き続き、馬毛島、種子島のの現状について詳しく解説していただいています。特に今回注目すべき内容は、瀬戸内分屯地の弾薬庫の規模です。文中の「瀬戸B地区に造られつつある火薬庫は、情報公開文書によれば、「貯蔵庫A×5棟 各約1000㎡」と記載されていることです。小西さんはこのことについて「奄美大島の地対艦・空ミサイル部隊だけで必要とするものではなく、宮古島などの先島諸島に、有事に緊急に補給するミサイル弾薬であるということ」と指摘しています。奄美全島の軍事要塞化が急速にすすむ状況を詳らかにした今回の寄稿もぜひお読みください。また拡散お願いします。

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メルマガ82号

今回は「南西諸島軍事強化トピック」です。毎日更新している沖縄「戦前新聞」の情報を当会発起人の新垣邦雄さんに解説していただいています。射程距離1000キロを超える長射程弾を沖縄に配備するという政府構想、那覇基地の15旅団を師団に格上げの方針など、南西諸島の軍事強化に全く歯止めがかからず、緊張強化を高める状況を報じる記事が並びました。毎日、湯水のように流れる軍事強化が続きますが、今何が起きているのかをつかんでいくために、ぜひ解説と、記事をお読みください。

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メルマガ81号

今回は当会発起人であり、平和市民連絡会の共同世話人である宮城恵美子さんからの79号にの寄稿です。沖縄県への申し入れ、今回の演習が意味するもの、識者の見解を引用しながら、多角的に、鋭く切り込んだ内容です。ぜひお読みください。

★新しく賛同になられたみなさんへ
賛同人の方々には毎週火曜日と金曜日の二回メールマガジンをお送りしておりますが。バックナンバーをホームページで公開しています。さまざまな観点から現在の南西諸島軍事強化に警鐘をならす原稿が目白押しです。ぜひごらん下さい。

⇒ https://nomore-okinawasen.org/category/prewar/

来る12月18日、また沖縄が戦場になるって本当ですか?ー「戦争準備を知る、声を上げる。止める」シンポジウムを開催します。「敵基地攻撃能力」(反撃能力)の保有を認め、防衛費を増加させ、さらなる軍事緊張を高めるものでしかない安保関連三文書に対して警鐘をならし、発言されている弁護士の海渡雄一さんに「大軍拡と敵基地攻撃能力で戦争が止められるか」と題した基調講演で、詳しく解説していただきます。この講演をうけ、現場で日米共同統合演習を取材された琉球新報の明真南斗さん、映画、著作や論稿で南西諸島軍事要塞化に対していち早く厳しい批判を加えてきた当会発起人の三上智恵さんから報告をいただきます。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。

⇒ https://nomore-okinawasen.org/4216/

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メルマガ80号

今回は「南西諸島軍事強化トピック」です。毎日更新している沖縄「戦前新聞」の情報を当会発起人の新垣邦雄さんに解説していただいています。ワールドカップのニュースが前面に出され、その陰で「反撃能力保有決定へ」「展示飛行 宮古空港使用 県が空自の使用届を受理」「陸自第15旅団 格上げ 事実上の師団化」「南西諸島の迎撃部隊3倍 ミサイル防衛 計11態勢に」など、怒涛のような激しい軍事強化の記事が踊る1週間でした。何が今起きているのか、しっかりととらえ、声を上げていくために、ぜひお読みください。自衛隊宮古分屯地の50周年祝賀行事として12月11日に空自ブルーインパルスの展示飛行計画に対し、宮古のミサイル基地反対運動の代表を迎えた抗議集会が同2日、県庁前広場で行われました。その行動報告をホームページで公開しています。ぜひご覧ください。https://nomore-okinawasen.org/4174/

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また沖縄が戦場になるって本当ですか?      ー「戦争準備を知る、声を上げる。止める」シンポジウムが開催されます!!

復帰50年の2022年は、南西諸島の軍事強化が急速に進み、戦争への道を突き進む中で終えようとしています。ミサイル基地、弾薬庫建設、最大規模での日米統合軍事演習の実施、シェルター設置の検討など、戦争を前提とした戦争政策は住民の生活、安全を一顧だにしなかった77年前と同じ状況です。沖縄だけでなく、日本を米国の防波堤にするための今回の安保関連三文書改定は「敵基地攻撃能力」(反撃能力)の保有を認め、防衛費を増加させ、さらなる軍事緊張を高めるものでしかありません。

このたび、今回のこの三文書に対して警鐘をならし、発言されている弁護士の海渡雄一さんに「大軍拡と敵基地攻撃能力で戦争が止められるか」と題した基調講演で、詳しく解説していただきます。この講演をうけ、現場で日米共同統合演習を取材された琉球新報の明真南斗さん、映画、著作や論稿で南西諸島軍事要塞化に対していち早く厳しい批判を加えてきた当会発起人の三上智恵さんから報告をいただきます。

定員が限られておりますので、事前申し込みが必要です。

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