県民と県土が戦争に巻き込まれないために知事の真意を確認する公開質問状を渡しました(2022年12月15日)

 「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」では12月15日午後2時から沖縄県庁で記者会見を行いました。内容は,当会の質問に対する回答として沖縄県知事から寄せられた文書の中に,重大な懸念を持たざるを得ない内容がいくつか含まれていたため,再度質問状を,今回は公開で知事宛に提出することになりましたのでその経緯についてメディア・県民に対して説明が必要と判断したからです。

 私たちの会では沖縄の港も空港も公道も戦争準備に使われていく事に差し迫る恐怖を感じ、県土と県民を戦争に巻き込まないために沖縄県知事に何度か要請をしてきたわけですが、今回の知事回答は山城共同代表の言葉では「予想に反する衝撃的なものであった」ため、これを公開して県民と共有しながら再度、真意を確認する公開質問状を15日に秘書課に手渡しました。

 質問状は以下に添付します。

 知事からの回答も以下に掲げます。

 沖縄の島々の軍事要塞化、戦場化を容認するとも取れる非常に重い内容であるため、私たちの会としては、年末ではありますがぜひ年内に回答を、文書ではなく県民が直接聞けるような場を設けていただき公開で回答を願いたいと要望を出しました。

 デニー知事を応援してきた私たちは、決して分断を望みませんりしかしながら、枠組みを維持するためにみすみす沖縄をミサイル戦の舞台に差し出す流れに声を上げないわけにはいかないのです。

 国防だ,台湾有事だと煽られて戦争につながる流れに乗せられ、島が再び戦場になることは、どんな理屈をつけられても許さないという県民の思いがはっきり示されれば玉城知事も必ずそれに応えてくださると信じて、難しい舵取りの中で本意ではない解釈が独り歩きをすることはあってはならないことです。そういう意味からも、顔を合わせて、公開の場で信頼関係を前提に真意を問うものです。

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