防衛省は4月22日、「弾道ミサイル等に対する破壊措置の準備に関する自衛隊一般命令」を出し、翌日から沖縄に次々とPAC3配備を進めています。この強行配備は「北朝鮮の脅威」を煽り、過去にたった一度しか飛ばしていないミサイルがまた飛んでくるかもしれないということを口実に、先島への配備を既成事実化し、常駐配備につながる可能性があります。それではこの配備はいかなるものなのか、私達は知り、日本政府の嘘を見抜く必要があります。この配備について明快に解説いただいたシートをノーモア沖縄戦の呼びかけ人でもあり、宮古島の軍事要塞化に反対され、日々精力的に発信、活動されている宮古島市議の下地茜さんから提供いただきました。ここで15枚のシートを紹介いたしますので、ぜひご覧いただき、各方面へ拡散してください。















※衛星打ち上げにつきまして、「イラストのように真南に打ち上げるのではなく実際は西に傾き、南西諸島上空を通過する」との指摘がありました。
イラスト作成について参考とした資料と作成者のコメントを補足として記載いたします。
『図では多良間島近辺の上空を通過する説明となっています。 これは過去の北朝鮮の衛星打ち上げ軌道を参考にしたものです。 ※防衛省の過去資料をご参考ください。 http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2016/html/n1221000.html#zuhyo01020203

経路は多良間島と石垣島の間を通るものとなっており、多良間島は当然、南西諸島の一部です。
「南西諸島上空を通過しない」ということではなく、PAC-3の防護範囲では、宮古・石垣・与那国からは、多良間島付近を通過する衛星を撃ち落とすことはできないことを説明しています。』
衛星の軌道が真南に直線的に進んでいますが、地球が自転している為、見かけ上は、もっと西にズレます。
赤道傾斜角を0度と推定した場合ロケットは、南西諸島の真上を通過します。
平面の地図の上に直線を引いても、その通りにはなりません。
地球は、時速1500Kmで自転しています。
少し技術的に矛盾しない様な解説をお願いします。
とすると、宮古を長距離ミサイル・トマホーク基地にするつもりなのか?そのためのPAC3なのでしょうか。
PAC-3の配備は宮古市民にとって危険性のあるものであることが分かりました。
またこれまでの発射でも、落下物はむしろ多良間島があり得るのに、そちらには配備せず宮古に配備するのはおかしく別の目的がありそうです!?
具体的な説明で配備の緊急性必要性が疑われることが良く理解できました。