メルマガ104号

今回は「島々を戦場にするな!沖縄を平和発信の場に!2.26緊急集会」への参加をよびかける平良友里奈さんからの論稿です。急速に進む軍事強化の大波を食い止めるために来る2月26日に緊急集会を県庁前県民広場で開催します。ぜひお読みいただき、それぞれの思いを持って、ぜひご参加ください。またこの平良さんの論稿とあわせて「論壇 大森茂夫 沖縄で新たな平和運動 シニアと若者 心一つに(琉球新報 2023.2.23)もぜひお読みください。(こちらをクリック⇒https://nomore-okinawasen.org/5989/

(以下再掲です)
「島々を戦場にするな!沖縄を平和発信の場に!2.26緊急集会」のお知らせ  
現在、島々がいつ戦場になってもおかしくない、ミサイル戦争が始まってもおかしくないくらいの大軍拡の大波にさらされている沖縄、奄美。この大波を跳ね返し、絶対に戦争を二度と起こさないための緊急集会が開催されます。ぜひご参加いただくこと、一人でも多くの方に拡散していただくことを心より願っております。よろしくお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。
https://nomore-okinawasen.org/5785/

ブックレット表紙リード文訂正のお知らせ
ブックレット『また「沖縄が戦場になる」って本当ですか?』(1冊500円)の注文ですが、まだまだ反響が大きく、多くの注文をいただいております。
先に購入された方からご指摘を受けた点がありました。お詫びして新しい印刷分から訂正いたします。訂正箇所は表紙のリード文の最初の部分です。

(誤)2022年12月24日 ⇒(正)2021年12月24日 

ご注文いただいたのに、在庫不足などにより、時間がかかってしまうという事態が起きています。そこで注文フォームを作成しました。注文はこちらで一元化いたしましたので、必要事項を記入の上、お送りください。⇒ こちらをクリックしてください。
https://nomore-okinawasen.org/3226/

(以下再掲です。ご確認ください)
(新チラシ「また沖縄が戦場になるってホント??~だまされないで‼4つのウソ」のご紹介!!) 
 結成から1年、チラシを刷新し、より見やすく、わかりやすく、多くの方々が今の状況を知るためのチラシが出来上がりました。イラストを多く入れ、色味もやさしく、手に取りやすい内容です。学習会や集会、またメールでの転送など、拡散をお願いします。
案内のページ、ダウンロートはここをクリックしてください。
https://nomore-okinawasen.org/5452/

争うよりも愛しなさい! 戦争の危機 止めよう 2・26緊急集会に寄せて(平良友里奈)

「平和の武器は学習である」。平和運動家であり、沖縄のガンジーと呼ばれる阿波根昌鴻さんの言葉です。2022年4月9日、私は初めて「台湾有事」という言葉を知りました。
 「台湾有事ってなんですか?」。「台湾有事、それは簡単に言うと戦争の事だよ」。「えー!だったら、戦争って書けば良いじゃん!」
 うるま市勝連で行われた「ミサイル要塞化の危機写真展」に2日間参加した時のことです。ミサイル配備の実態に衝撃を受けましたが、その時に強く心に感じたは10代20代30代の若者が参加していないこと。それが何より危機だと感じました。若者は私1人しかいなかったのです。シニア世代が一生懸命、活動をしていました。持病を持ちながらも参加している方。杖をつきながら参加している方。
 60代から90代の方々は、こう話しました。「自分たちは長く生きたから別にいい、だけど、子供や孫たちに辛い想いはさせたくない、また再び戦争を体験してほしくない、安心してこの沖縄に住める状態にしたい」と。
 その言葉を聞き、私は「シニアと若者のパイプ役になろう!それが私の役目だ!」と心から感じました。
 それから私は、若者向けのフィールドワークを企画しました。ミサイル配備の事実、危機を知ってもらい、参加された皆さんが、SNSを使って世界に発信する。そうすることで大勢の方が沖縄の危機を知る。とにかく知ることがまず大事!そう考え行動しました。
 行動する中で、シニア世代の発信の仕方や言葉の使い方と若者世代に響く言葉には、大きな違いがあることに気付きました。
 今まで一生懸命平和のために活動されてきた方々の使う言葉、それは、「反対!やめろ!出て行け!」などです。怒り、憎しみ、悲しみ、その想い全てを込めて大きな声で反対活動をなさってます。それは、確かにとても大事です。ですが、若者はその姿を見て、なんだか怖いと感じ、近づきたくない、関わりたくない、そう感じてしまいます。
 負のエネルギーが溢れている場所に行こうと思わないわけです。ですが、シニアの方々の本当の想い、それは「子や孫たちに幸せに生きてほしい、平和な沖縄で生きてほしい」。その想いが本心です。大切なのは、その本心をしっかり伝えること、愛を伝えることです。そうすることで、若者たちにはしっかり伝わり、沖縄の実態を知る機会が広がると思いました。
 沖縄で生きる私たちが、日本、アメリカ政府の力に打ち勝つには、大きな大きな愛のエネルギーが必要です。なぜなら愛の力は無限で、1番強いエネルギーだからです。その愛は、沖縄を愛する心、子や孫を愛する心です。だからこそ、戦争や基地に反対するのです。どうにかして沖縄で大きな大きな愛のエネルギーを一つにして作り出したい、そんなことばかりを私は考えています。
 私は、糸数アブチラガマ(糸数壕)の専属ガイドをしています。先日、これまでに5回入壕された方をガイドさせて頂き「1番分かりやすかった!」とお褒めの言葉を頂きました。私は、ガマで亡くなった大勢の方々にいつも語り掛けます。「みんなのことちゃんと伝えるからね!」。そう言ってガマに入ります。
 大切にしているのは、今の時代の人たちに分かりやすく伝えること。78年前の沖縄戦の出来事、そして戦争の危機を若者に伝えるには、分かりやすい言葉を使う必要があります。そのために、私自身が学びを深めながら活動しています。
 平和のために知ること、学習すること。そして今、声を上げ、行動することが何よりも大事です。2月26日に県庁前広場で沖縄の島々にミサイルが配備される「戦争の危機」に反対の声を上げる緊急県民集会が開催されます。今までにない集会にしましょう。シニアと若者の想いを一つに、「2度と沖縄を戦場にしない!沖縄を平和発信の場に!」、必ずこの想いを世界に届けたい。行動しましょう。どうぞ皆様もお越しください。想いを一つに大きな声を上げ、戦争を止めましょう!

平良友里奈(2・26緊急集会・司会、東アジア共同体研究所琉球・沖縄センターYoung Friendship Okinawa-YouFoメンバー)

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