県のミサイル配備反対を表明した要請書、県議会の平和外交を求める意見書

沖縄県玉城デニー知事が沖縄への敵危機攻撃ミサイル配備反対を表明した「安保関連3文書の改訂に伴う自衛隊の配備及び運用について(要請)」、沖縄県議会が可決した「沖 縄 を 再 び 戦 場 に し な い よ う 日 本 政 府 に 対 し 対 話 と 外 交 に よ る 平 和 構 築 の 積 極 的 な 取 組 を 求 め る 意 見 書 」を紹介します。この動きに当会も連携し、後押しし、島々を戦場にしない取り組みをさらに推し進めていく必要があります。以下ぜひご覧ください。

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ウォルデン・ベロー氏講演会「沖縄とフィリピン:アメリカ新冷戦の最前線」を公開しています

さる6月10日、フィリピン人学者で反戦平和活動家ウォルデン・ベローさんを招き、講演会を開催しました。沖縄滞在中は、米軍基地を精力的に視察し、記者会見でも重要な指摘をしました。この指摘とは「米国の中国包囲戦略は米国の経済覇権を守る米国の利益のためであること。米国の中国包囲軍事戦略はフィリピン、沖縄・日本、韓国など周辺国を巻き込み戦争の危機が高まっていること。戦争回避のためアジアの米軍基地を無くすべきこと、そのために各国民衆の国際連帯が必要である」ことで、沖縄の軍事強化反対,運動にも大きなヒントを与えてくれたと思います。また当日は当会共同代表の具志堅隆松さん、宮城晴美さん、発起人の木村朗さんからも発言していただきました。ぜひ映像をご覧いただき、それぞれの現場での大きな糧にしていただければ幸いです。

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「沖縄南西諸島 急速に進むミサイル基地化」

今回のメルマガは緒方修さんからのご提供の転載リンクです。東アジア共同体研究所琉球沖縄センター顧問の緒方修さんが、季刊誌「文芸思潮」の春号に「沖縄南西諸島 急速に進むミサイル基地化」を寄稿し掲載されました。具体的な解説と資料、写真をふんだんに載せており、現状を詳らかにされています。
緒方さんから、読者の方々が「どんどん拡散してほしい」と拡散のご承諾をいただいています。各方面での学習、宣伝など大いに活用してください。

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PAC-3について ~ 宮古島に配備する意味

防衛省は4月22日、「弾道ミサイル等に対する破壊措置の準備に関する自衛隊一般命令」を出し、翌日から沖縄に次々とPAC3配備を進めています。この強行配備は「北朝鮮の脅威」を煽り、過去にたった一度しか飛ばしていないミサイルがまた飛んでくるかもしれないということを口実に、先島への配備を既成事実化し、常駐配備につながる可能性があります。それではこの配備はいかなるものなのか、私達は知り、日本政府の嘘を見抜く必要があります。この配備について明快に解説いただいたシートをノーモア沖縄戦の呼びかけ人でもあり、宮古島の軍事要塞化に反対され、日々精力的に発信、活動されている宮古島市議の下地茜さんから提供いただきました。ここで15枚のシートを紹介いたしますので、ぜひご覧いただき、各方面へ拡散してください。

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南西諸島軍事強化に対する県実施の「国民保護図上訓練」に反対し、県が下地島空港の軍事利用を反対するよう求めます。

<b>「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」は沖縄県が今年3月17日に実施した「国民保護図上訓練」に反対し、2月27日県議会での下地島空港の米軍使用に関わる嘉数知事公室長の答弁に対し異議を申し立てる趣旨で県に説明を要求しました。

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新チラシ「また沖縄が戦場になるってホント??~だまされないで‼4つのウソ」

「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」の新しいチラシ「また沖縄が戦場になるってホント??~だまされないで‼4つのウソ」が出来上がりました!

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県民と県土が戦争に巻き込まれないために知事の真意を確認する公開質問状を渡しました(2022年12月15日)

「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」では12月15日午後2時から沖縄県庁で記者会見を行いました。内容は,当会の質問に対する回答として沖縄県知事から寄せられた文書の中に,重大な懸念を持たざるを得ない内容がいくつか含まれていたため,再度質問状を,今回は公開で知事宛に提出することになりましたのでその経緯についてメディア・県民に対して説明が必要と判断したからです。
 私たちの会では沖縄の港も空港も公道も戦争準備に使われていく事に差し迫る恐怖を感じ、県土と県民を戦争に巻き込まないために沖縄県知事に何度か要請をしてきたわけですが、今回の知事回答は山城共同代表の言葉では「予想に反する衝撃的なものであった」ため、これを公開して県民と共有しながら再度、真意を確認する公開質問状を15日に秘書課に手渡しました。

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また沖縄が戦場になるって本当ですか?      ー「戦争準備を知る、声を上げる。止める」シンポジウムが開催されます!!

復帰50年の2022年は、南西諸島の軍事強化が急速に進み、戦争への道を突き進む中で終えようとしています。ミサイル基地、弾薬庫建設、最大規模での日米統合軍事演習の実施、シェルター設置の検討など、戦争を前提とした戦争政策は住民の生活、安全を一顧だにしなかった77年前と同じ状況です。沖縄だけでなく、日本を米国の防波堤にするための今回の安保関連三文書改定は「敵基地攻撃能力」(反撃能力)の保有を認め、防衛費を増加させ、さらなる軍事緊張を高めるものでしかありません。

このたび、今回のこの三文書に対して警鐘をならし、発言されている弁護士の海渡雄一さんに「大軍拡と敵基地攻撃能力で戦争が止められるか」と題した基調講演で、詳しく解説していただきます。この講演をうけ、現場で日米共同統合演習を取材された琉球新報の明真南斗さん、映画、著作や論稿で南西諸島軍事要塞化に対していち早く厳しい批判を加えてきた当会発起人の三上智恵さんから報告をいただきます。

定員が限られておりますので、事前申し込みが必要です。

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ブルーインパルス展示飛行での宮古空港使用を沖縄県が受理・承諾したことについての抗議、空港使用の撤回、再度の説明要求

自衛隊宮古分屯地の50周年祝賀行事として12月11日に空自ブルーインパルスの展示飛行計画に対し、宮古のミサイル基地反対運動の代表を迎えた抗議集会が同2日、県庁前広場で行われた。前日にNHKや民放が「宮古空港の使用を県が承諾」を報じたことで「飛行・空港使用」反対アピールを急きょ「県の空港使用承諾」抗議の集会に切り替え、宮古メンバー、ノーモア沖縄戦・山城博治共同代表らが県庁に乗り込み県知事公室長、土木部長、基地対策課長に厳重抗議した。

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与那国に戦車~打ち砕かれた自立ビジョン 

11月17日、共同統合演習「キーン・ソード23」の一環として、陸上自衛隊は16式機動戦闘車を与那国空港に下ろし、島内の県道を跋扈しました。国につぶされながら、希望を捨てず、新しい自治の在り方を具体化した「与那国自立ビジョン」を掲げつづける田里千代基さん、主権者として意見を表明をすることの大切さ、分断された人々が再度つながることの難しさを実感しながらも野菜作りや、地域のコミュニティの中で新たな関係を見出そうとする猪俣哲さん、活動は休止しているものの、解散せず声を上げ続ける狩野史江さんそして演習によって翻弄される島の様子、一顧だにしない演習を強行する自衛隊の姿を発起人の三上さんが撮影し、15分の映像にまとめていただきました。ぜひぜひご覧いただき、拡散してください。よろしくお願いします。

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