さる6月10日、フィリピン人学者で反戦平和活動家ウォルデン・ベローさんを招き、講演会を開催しました。沖縄滞在中は、米軍基地を精力的に視察し、記者会見でも重要な指摘をしました。この指摘とは「米国の中国包囲戦略は米国の経済覇権を守る米国の利益のためであること。米国の中国包囲軍事戦略はフィリピン、沖縄・日本、韓国など周辺国を巻き込み戦争の危機が高まっていること。戦争回避のためアジアの米軍基地を無くすべきこと、そのために各国民衆の国際連帯が必要である」ことで、沖縄の軍事強化反対,運動にも大きなヒントを与えてくれたと思います。また当日は当会共同代表の具志堅隆松さん、宮城晴美さん、発起人の木村朗さんからも発言していただきました。ぜひ映像をご覧いただき、それぞれの現場での大きな糧にしていただければ幸いです。
「島々を再び戦場にさせない」――皆さまのご賛同を広く呼びかけます。