メルマガ198号

11月23日の県民大集会に参加した大分のミサイル弾薬庫建設に反対する「敷戸市民の会」の池田さんから近況報告が届きましたので、共有します。敷戸弾薬庫は広島に投下された原爆の15分の1の破壊力に相当する1千トンの弾薬庫が保管され、そこに長射程ミサイル弾薬庫の新設工事が始まったこと。住宅密集地の真ん中への弾薬庫建設は市民の命を脅かし、国際人道法の「軍民分離」の原則に反することなどを記者会見で表明したとのことです。市民の会は12月15日に抗議と反対のスタンディングを予定し、全国の有志、団体に協力を呼び掛けています。記者会見の記事や告発するチラシをホームページでアップしています。こちらをクリックしてください。https://nomore-okinawasen.org/16848/   

ぜひご覧ください。

「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」から近況報告

 「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」個人・団体会員の皆さんへ
大分の状況に関心をお寄せいただいている皆さんへ

平和を求める日々の活動に敬意を表します。日頃より大分の状況に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」より、近況を報告します。

12月12日(火)、大分県庁で、陸自大分分屯地(敷戸弾薬庫)での大型弾薬庫に関する工事の中止を求め、記者会見を行いました。

①数年先には中国など外国を直接攻撃できる長距離ミサイルを保管する計画は、大分市民・大分県民、そして全国にかかわる問題である。 
②敷戸弾薬庫には、千トンの爆薬がすでに保管されている可能性がある。これは広島型原爆の15分の1相当の破壊力を持つものであり、この上、長距離ミサイルの保管ともなれば、その危険は計り知れなく、当然、居住地域との距離を定めた「保安距離」は到底満たされない。
③人口密集地への弾薬庫建設は国際人道法(軍民分離)の原則に反する。 
④住民説明会での防衛省の説明は不十分であり、「弾薬庫『は』安全」、「住民が被害を受けるようなことがあっても『補償はされない』」、「『台湾有事』への『参戦』も『専守防衛の範囲内』」など、無責任極まるものであった。「中国脅威論」などというものも戦争準備の口実にすぎない。
⑤「抑止力」を強化しても戦争は防ぐことはできず、それを証明するかのように琉球弧(南西諸島)住民の避難計画が作られ実施されており、到底整合性を持ちえない。また、武力による威嚇を禁じた憲法違反であり、矛盾極まりない施設建設の着工は許されない。 
⑥住民・市民の安心・安全は、地方自治体である大分市・大分県が自主性・自立性を持って守らなければならない。「防衛」は国の専権事項などではない。

以上の「声明」を発表しました。

※新聞記事、着工工事現場前写真、『声明』を添付しております。

年内、「12月15日(金)16:30~ 大分駅前スタンディング」をはじめ、
敷戸弾薬庫フィールドワーク、基地問題学習会、駅前・街頭宣伝、交流会などを予定しています。

引き続き、大分の状況について関心をお寄せいただき、運動へのご協力をお願いする次第です。広くお仲間にお知らせいただければありがたく存じます。どうかよろしくお願いします。

大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会

(運営委員)池田年宏

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