メルマガ192号

今回のメルマガは「県民平和大集会」でのメッセージです。
11月23日、那覇市・奥武山陸所競技場で開かれた「県民平和大集会」には1万人以上が結集、全国からも多くの団体・有志が参加しました。玉城デニー知事ほかのあいさつ、国内外からの連帯メッセージを紹介します。「沖縄を戦場にしない」ことだけでなく、「日本を戦場にしない」、「被害者にも加害者にもならない」決意を力強く訴えました。ぜひお読みください。

また県民大集会での集会宣言をホームページで紹介しています。こちらをクリックしてご覧ください。
https://nomore-okinawasen.org/16013/

11.23「県民平和大集会」でのメッセージ

玉城デニー知事 「不条理にひるまない」

 青空の下で、みんなが主催者の一人となって参加する平和大集会が開催されることを、心から嬉しく思う。一人一人が平和に対する熱い希望と思いを持っている。
 なぜ日本政府は沖縄の不条理に正面から向き合おうとしないのか。不条理が存在する限り、私たち沖縄県民はこれからも絶対にひるむことなく行動し、平和の声を上げ続けていこう。
 パレスチナ・ガザ地区や、たくさんの悲劇に見舞われ逃げる場所すらない人々の表情に、大きな憂いを、既視感を感じていると思う。ウクライナの街が破壊されたとき、コザ暴動を思い出した。なぜ悲劇を繰り返すのか。歴史を振り返れば、必ずどこかで拳をおさめ怒りを鎮めるタイミングがあるはずだ。なぜそれを学ぼうとしないのか。
 だから私たちは、沖縄戦の歴史や27年間の米軍の施政権下にあって人権を蹂躙されてきた事実を、復帰から51年たった今もなお日本全体の70%あまりの米軍基地面積を押し付けられていることの不条理をただしていかなくてはならない。
 子どもたちの未来が戦争の未来であってはならない。不穏な未来であってはならない。誰一人取り残されない本当に優しい社会を作りたいのなら、私たちが求めている平和への思いを全国で、全世界で共有するために行動しよう。声を上げていこう。
 ぐすーよー、負きてぃないびらんどー(みなさん、負けてはなりませんよ)。負きぃーしぇー、どぅーなーぬ、心(くくる)どぅ、やいびーんどー(負けるとしたら、自分の心が負けるんですよ)。
 みんなが一緒であれば必ず、頑張る気持ちが一つにつながる。一緒に頑張っていこう。

具志堅隆松氏 「日本を戦場にさせない」

 私たちは沖縄を戦場にさせないために、その気持ちを表すためにここに集まった。
 日本政府は、南西諸島が戦場になることは避けられないように言う。しかし私たちからしたらこれは絶対に聞き入れられない。私たちは国の言うことに従う存在ではない。自分の進む未来を決めることができる。集まった人たちだけでなく、皆さんの後ろにいる沖縄県民全てに伝える。
 国は戦争になった時の対応を示して従わせようとしているが、私たちは戦争への対応を選択するつもりは全くない。私たちが選択するのは、沖縄を戦場にさせない、ひいては日本を戦場にさせないということだ。そのために県民一人一人が戦争は嫌だと意思表示する機会を、このような集会をこれからも持ち続ける。
 沖縄だけでなく、台湾、フィリピン、韓国、近隣諸国と連帯しながら、東アジアを戦場にさせないことをみんなで確認して、より確固たるものにしていきたい。戦争に巻き込まれたくない、生き残りたいと思うことは当然の権利だ。ともに頑張っていこう。
(「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」共同代表)

高里鈴代氏 「戦争加担に拒否の声を」 

 昨日も辺野古ゲート前では座り込みが行われ、力強く歌で始めた。
 「沖縄の道は沖縄が拓く。戦争を拒み平和に生きるため、今こそ立ち上がろう、今こそ奮い立とう」という歌だ。4番は「島々の暮らしを守るために」。その島々が、軍事強化によって揺さぶられている。
 1995年、8万5千人の県民が怒りの声を上げて、日米両政府はSACO合意をしたが、むしろ現在は日米共同の軍事強化が進んでいる。
 沖縄の地上戦の経験は本当にすさまじいものだった。だからこそ被害者にも加害者にもなりたくない。これは多くの県民の願いだ。でも加害者になるかもしれない。辺野古基地を認めてしまう、あるいは自衛隊基地の拡大を認めてしまう。それは次の戦争に加担することにもなる。それを明確に拒否するために、この状況にノーの声を上げ、立ち上がろう。
(オール沖縄会議共同代表)

山城博治 「若者の未来、支えよう

 行動提起をしたい。若者の声は、まだ反戦平和を語るような力強いメッセージではないかもしれない。しかし思いは同じだ。戦争のない平和な時代を、自分たちの未来をつくると言っている。若者を見守って、押し出してほしい。全力で支えていこう。
 与那国、石垣、宮古、奄美、馬毛島から報告があった。島々は人が限られ、自衛隊が入って孤立感が深まり、反対の声を上げるのが難しくなっていると言われている。島は孤立していない。平和を守る声は一つと訴えていきたい。島々に勇気と希望を届けようではないか。全国で沖縄を孤立させない、戦場にはさせないという声が上がっている。迫り来る戦争政策に断固として反対し、沖縄を再び戦場にさせない、再びこの国を戦争国家にはささせないという連帯を、今日からスタートさせていこう。
(「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」事務局長)

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