復帰50年の2022年は、南西諸島の軍事強化が急速に進み、戦争への道を突き進む中で終えようとしています。ミサイル基地、弾薬庫建設、最大規模での日米統合軍事演習の実施、シェルター設置の検討など、戦争を前提とした戦争政策は住民の生活、安全を一顧だにしなかった77年前と同じ状況です。沖縄だけでなく、日本を米国の防波堤にするための今回の安保関連三文書改定は「敵基地攻撃能力」(反撃能力)の保有を認め、防衛費を増加させ、さらなる軍事緊張を高めるものでしかありません。
このたび、今回のこの三文書に対して警鐘をならし、発言されている弁護士の海渡雄一さんに「大軍拡と敵基地攻撃能力で戦争が止められるか」と題した基調講演で、詳しく解説していただきます。この講演をうけ、現場で日米共同統合演習を取材された琉球新報の明真南斗さん、映画、著作や論稿で南西諸島軍事要塞化に対していち早く厳しい批判を加えてきた当会発起人の三上智恵さんから報告をいただきます。
定員が限られておりますので、事前申し込みが必要です。
ぜひご参加いただきますようお願いいたします。
札幌でも、台湾有事・南西諸島について講座がありました。
仮想敵国を作り、軍備拡大、しかも南西諸島に集中する安全保障3文書改定。
戦争が始まる前に外交(会話)で阻止する事が大切だと思うのですが、
沖縄でもこの提案は温度差が有る様、ヤマトではそれ以上の少数派の意見となってしまう。
ウクライナを見ていると、生活、文化が壊され、犠牲は弱い人に集中している、まさに
沖縄戦とダブってしまう。起こってしまっては止める事ができない。
仮定で軍拡する事、武力に武力は抑止力になるのだろうか?
宜野湾市民会館で血液検査から見えてきた沖縄のPFAS 汚染!の講演会があります。どちらも県民の命を守る行動です。身体はひとつしかない。悩むところです。
3文書が閣議決定して増税も決まった。国会の多数派が決めたのだから、どうしようもない。反対しても潰されるだけの様な気がする。国民がきめたのだから、戦争が起こっても恨むことはできない。あとは、できるだけ、自分に降りかかるのを避ける事が大事な様な気がする。国民が選んだ道なのだから。