メルマガ302号

10月23日から始まる日米合同演習キーン・ソード25に対して、「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」(市民連絡会)は演習の中止をもとめる声明を出しました。石垣島には昨年3月ミサイル部隊を置く陸上自衛隊の駐屯地ができました。駐屯地には来年にも「12式地対艦誘導弾」の射程を現行の200キロから1000キロに伸ばし、敵基地攻撃能力をもつミサイルが配備されようとしています。
また昨年9月には米掃海艦、今年3月には米ミサイル駆逐艦が寄港しました。現在政府は住民の反対をよそに八重山農林高校の演習林の一部に隣接する用地を訓練場に拡大し、射撃場や隊舎などを整備をすすめようとしています。有事の際には真っ先に軍事目標として標的となってしまう、特定利用空港・港湾として石垣港が指定されました。
市民連絡会が声明で、この演習が島を守るためではなく、「台湾有事」を想定し、「島を戦場にして戦うため」の訓練であるという重大な指摘は、沖縄戦で「軍隊は住民を守らない」という教訓と同じです。私たちはこのことに決して目を背けることなく、着々とすすめられる戦争準備に精一杯の反対の意思を自分たちの地域、生活の現場で示し、行動していくべきだと思います。ぜひお読みください。

【声明】日米共同統合演習キーン・ソード25の中止を求める

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